ベル・
エポック
フランス料理 (港区) 
2006年07月
 ホテルオークラの老舗フランス料理店。有名すぎて今まで行く気にならなかったが、テレビで見ておいしそうだったので。 
 暗めの店内に招かれて中に進むと、その狭さにまず驚く。スタッフはフレンドリーで、暖かく迎えてくれた。
 コースは1万2000円から2万5000円くらいだったかな。プロヴァンスだかなんだかフェアをやっていて、ブイヤーベースと仔羊のフルコースを注文。食べきれないとは思ったが、せっかく来たので、ここの名物料理をいただいてみようと思い。ブイヤーベースも仔羊も、シェフが目の前で焼いてくれるという演出が心憎い。ブイヤーベースはたくさんの魚貝類が乗った大きなトレーを、火にかけながらスープを足していく。身をとったあとにエビの殻などをつぶして仕上げたスープは濃厚でうまい。「ラビラント」にこんな味のスープがたしかあった。仔羊というと骨付きの脂っこい肉が多いが、ここのは立派なヒレのような肉がついてくる。食ったことないよ、こんなの。仔羊はいまこの時期がいちばん旨い、というようなことを田中料理長から聞きながら調理風景を楽しむ。
 田中さん、白髪だが童顔で、年をうかがうと45歳。2年前に料理長就任。このレストラン、以前は200席あったが、バブル以降客足が減って半分にしてしまったんだそうだ。いまは10テーブルくらいでこぢんまりしている。やはりこういうところは何かの記念日に使うことが多いようで、あちらこちらからハッピーバースデーの歌声が聞こえた。
千成鮨
すし (保土ヶ谷区) 
2006年07月

 読者のMIYAさんから推薦いただいたお店。保土ヶ谷駅東口にあるとのことなので、まず下見に。車をゆっくり走らせながらきょろきょろして、シャッターが降りた、古ぼけた小さな店を見つけた。
 数日後訪問。駅前でタクシーを降りたら、あれ、すぐ目の前に3階建ての立派な店が。先日見た店の前まで行くと「引っ越しました」の張り紙。納得。 
 カウンターで型どおりつまみから。この店の売りになっている“産地直送”の刺身が次々と供される。昆布締めなどもあり、まずまず。カウンターはカギの手になって、2人の板さんが立つ。 ボクらの前は三代目の若いご主人。なかなか好青年で、感じがいいのでちょっとお話を。この界隈は戦後の闇市から出発したそうで、この店は昭和23年開業。4年前、数店分を買い取ってこの場所に引っ越した。保土ヶ谷東口商店街の出世頭ですね。
 味はふつう。二人で12000円は標準的。ショーケースの中のネタが雑然と置かれ、あまりおいしそうに見えない。1品ものがほとんどない。刺身食って、すし食って、それだけ。新しくなった店は、すしカウンターのある1階がガラス張りのビル。一見牛丼屋チェーンみたいで趣がない。歩いて行くには距離が微妙。で、再訪があるかどうかといったところ。店主の人柄がいいから、もう少し近かったら通うかもしれないのに、残念.
 それよりもこの商店街、闇市の雰囲気を引き継ぐ昔ながらの店がいくつもあって、惹かれますね。立ち食いの焼鳥屋、ぜひ行ってみたい。

追記:今年の5月に10か月ぶりに再訪を果たした。速報コーナー参照。その後気に入って何度も通っている。はじめて行ったときには1品ものが少ない印象だったが、焼き物煮物、野菜料理など多彩。大将の気っぷがよく、「これ食べてみてください」などとおまけも出るので、気持ちがよい。はじめに産地直送ものの刺身を堪能してすしへと型どおりに食べて、ちょっと飲んで、1.2万円ほど。
(2007年7月記)
鮨 はま田
すし (関内) 
2006年07月
 「すきやばし次郎」の流れを汲む「よこはま次郎」のあとに入った店。けっこう評判になっていたので行ってみた。
 電話したら9時頃ならカウンターがあきそう、もしかしたら小テーブル席でちょっと待っていただくかもとのことだった。混んでるのね。店も狭いけど。 カウンター9席くらい。2人掛けの小テーブル1つ。店に着いたらちょうどカウンターが空いたところだった。
  まずはつまみから。煮アワビ、煮だこ、白身などいくつか食べてにぎりへ。いわゆる江戸前ってやつですね。昆布締め、煮切りスタイル。玉子は前の次郎さんと同じくとろろ入りのヤツ。
  イチロー似の若衆が奥さんと二人で営んでいる。銀座「青木」で14年修行、ナンバー2になって昨年2月、29歳で開店、という経歴。まだ若いので、お客さんを楽しませる会話とまではいかないが、人柄はいい。
 場所柄、接待客が多いようで、この日も4人組がいた。二人で3万2000円はお高い。貝を煮て、すし握って、それ以上の技がない。一通り食ったら終わり。接待を受ける機会があったら行ってもいいが、自分じゃ行かない。「小谷」や「すし久」みたいに、食を楽しませてくれなきゃ。それでいてこんなに高くはないよ。ふだんは「濱安」や「かわしま寿司」で十分。
ノルマンディ
フランス料理 (中区) 
2006年06月
 たまにはホテルのランチでもと、山下公園前のニューグランドへ。
 はやりのバイキングではなく、メイン1品と2品の2つのコースで、各パート選択式の構成。それぞれ5000、8000円。もちろん1品で鴨のコンフィと仔羊を注文して、いつものように皿を交換して2種類楽しむ。ともに肉が大きくてビックリ。フィンガーボールを用意してくれるで、リッチな気分が味わえる。
 ホテル学校を今年卒業したての長友君の笑顔の応対が気持ちよい。サービス、ロケーションよし。昼に5000円はホテルのフレンチとしてはリーズナブル。平日はお客さんも少なく、窓際の席で港を見ながらゆっくり過ごせる。
新発
中華+焼肉+海鮮しゃぶしゃぶ (西区) 
2006年06月
 皆さんにご心配をおかけしましたが、新発は健在でした。いや、健在なんてもんじゃなくて、大きく羽ばたいた勇姿を見せてくれている。
 前の店からほんの近くに引っ越していたのに、看板に「フォーシーズンパーク」と大きくあって「新発」の字が目立たないのと、店があまりにも大きいので、見過ごしていた。
 両開きの自動扉を入ると、中がものすごく広い。奥には大金庫の扉のようなものがあり、銀行が入っていたあとかなと話していたら、当たりだった。
 フロアーは中華と焼肉にコーナーが分かれており、金庫扉の向こうはしゃぶしゃぶ用のお座敷。それぞれ「中華料理・新発」「本格焼肉・聚楽園」「海鮮しゃぶしゃぶ・食の楽園」と名前が付いているが、厳密な区分けはない。以前と同じくランチも健在。中華コーナーには中華街みたいな丸テーブルもあり。味は庶民的、価格は割安。1品のほかコースも用意されており、中華は1800円から、焼肉15品コース2500円、夜の海鮮肉しゃぶしゃぶ食べ放題コース(2時間)2600円など。
 もうすでにランチ、焼肉、しゃぶしゃぶを体験。店長お薦めのホルモンはほかにないうまさ。店をこんなに大きくしちゃって大丈夫かなと心配になる。がんばってほしい。
 横浜市西区浅間町2-106-1 045-320-5626 11時から深夜2時まで営業。

初掲載はこちら

page:47
page:45
/ 60 59 / 58 / 57 / 56 / 55 / 54 / 53 / 52 / 51 / 50 / 49 / 48 / 47 / 46 / 45 / 44 / 43 / 42 / 41 / 40 / 39 / 38 / 37 / 36 / 35 / 34 / 33 / 32 / 31
Top / / 29 / 28 / 27 / 26 / 25 / 24 / 23 / 22 / 21 / 20 / 19 / 18 / 17 / 16 / 15 / 14 / 13 / 12 / 11 / 10 / 9 / 8 / 7 / 6 / 5 / 4 / 3 / 2 / 1