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●米国小児科学会(American
Academy of Pediatrics)
の最近の話題より |
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☆予防接種に対する親の理解度調査の結果報告
1600人の親に電話で聞き取り調査をしたところ、大多数の親は予防接種の有用性を認めているものの、いまだに多くの親がその信頼性に誤った考えをもっているという結果が得られたと、今年のAAP総会で報告がありました。
親の87%は予防接種がこどもの健康にたいへん有用だと考えている一方で、4分の1は予防接種がこどもの免疫能を弱めるとか、必要以上の接種をしているなどと誤解しているというものです。また、インターネットやマスコミを通じて、まだ因果関係が証明されていない不確かな予防接種副作用情報が流され、その数が激増しているという指摘もありました。平成12年11月7日記
☆若い女子運動選手における医療上の課題
女子運動選手では@摂食障害(食事量の不足)、A月経機能不全(無月経や過少月経)、B骨のミネラル濃度の低下(骨粗しょう症)がしばしば問題になるので、小児科医も運動選手の診察に当たって十分注意するよう、警鐘を鳴らしています。
この記事は、シドニーオリンピック開始直前の9月5日に発表されています。これらの障害は、運動でたくさんのエネルギーを消費するのに、食事でそれに見合ったエネルギーを摂取しないときに生じます。気づかずにということもありますが、見栄えをよくするために体重や脂肪を過度に落とそうとするからです。ちなみに、若いエリート水泳選手を対象にしたある調査では、平均体重の女子の60%以上、もともと体重の少なすぎる人の18%が体重を落とす努力をしているという結果が出ているそうです。 平成12年10月2日記
☆乳児突然死症候群(Sudden Infant Death Syndrome:SIDS)
うつぶせで寝ている赤ちゃんに乳児突然死症候群の危険性が高いことは、みなさんよくご存知ですね。
米国小児科学会が1992年に、赤ちゃんはうつぶせでなくあお向けに寝かせようと提言して以来、SIDSが40%も減少しているそうです。1994年には全米的に『仰向け寝(“Back to Sleep”)キャンペーン』も行われています。しかしながらアメリカでは、SIDSが依然として乳児死亡原因の1位を占めています。最近の研究で、かなりの率の乳児(1916例中約20%)が、家でなく保育施設で死亡していることが明らかになりました。これらの施設ではうつぶに寝かせているところが多いことから、こどもの寝かせ方について親が施設の人とよく話し合うよう助言しています。
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