●ポリオワクチン後に脳症など発症
平成12年5月16日 |
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まだ因果関係ははっきりしていませんが、もし予防接種が原因だとしても、予防接種を中止する必要はありません。医療はリスク(副作用など)と効用(この場合は恐ろしい病気の予防)のてんびんばかりの上に成り立っているものです。まったく副作用のない治療はありません。予防接種をやめて病気が流行することの危険性を考えると、いまは中止の論議をする時期ではありません。厚生省でも当該ワクチンを回収するなどの対応はしています。もちろんワクチンによる健康被害の場合には補償の対象になることは言うまでもありません。
従来は、予防接種の副作用ばかりクローズアップされて、効果の論議がおろそかにされていました。あんなに悪者扱いされていたインフルエンザワクチンなのに、今回はパニックになるほど希望者が多かったことでも示されています。
冷静に対応しましょう。
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国立感染症研究所感染症情報センター では、「わが国におけるポリオワクチンの接種者における下肢麻痺等の麻痺患者の発生率は、免疫異常のない被接種者において約440万人当たり1人」と発表しています。
なお6月16日付で「ロット39の製品であるポリオワクチンの品質・安全性に問題ないことが確認されました」と報告しています。 不活化ワクチンについて 平成12年7月23日追記
アメリカでは今年から生ワクチンに代わり全面的に不活化ワクチンが採用されています。 それはワクチンによる麻痺発生の危険性を回避する目的からです。日本でも不活化ワクチンの臨床試験が進行中だそうで、いずれ変更される予定であるという情報を得ています。 |