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米国で5月20日から9月15日の間に、インフルエンザウイルスの検査のために集められた検体21,029中398(1.9%)にインフルエンザウイルスが陽性であった。そのうち、330(83%)がA型、68(17%)がB型。A型の内訳は、サブタイプが判明した152検体でH1(ソ連型)が67(44%)、H3(香港型)が85(56%)。ただし、陽性検体の200(50%)はハワイ、100(25%)はフロリダのものと、地域集積性がみられる。
アジアではA型(H3)が多いが、A型(H1)やB型も見られている。アフリカではA型が主流で、H1、H3ほぼ同数。B型も見られる。ヨーロッパ、北米ではA型B型ほぼ同数、オセアニアはA型が主流。南米ではA 型(H3)が多い。
このように、A型(H1)、A型(H3)、B型ともに世界中で同時に存在しており、2007ー2008年のシーズンにどのタイプがどの程度の強さで流行するのか、予測することは困難である。
インフルエンザおよびその重症な合併症を予防するためには、予防接種が最良の方法である。米国では6か月以上の人は誰でも接種できるが、とくに以下のグループなどに推奨される。
・6か月から59か月の小児
・妊娠している女性
・50歳以上の人
・5歳から49歳の慢性疾患のある人、およびこれらの人と密接な接触のある人(医療従事者、家族など)
・6か月から9歳未満の小児で一度も接種していない場合は2回接種が必要。
ワクチン株と実際に流行した株が完全一致せず予防効果が減弱した場合でも、病気の重症度をやわらげ、入院や死亡といった重篤な結果を減らすことができる。
コメント
インフルエンザは1年中あるものだということがこれでわかりますね。ただ、冬場のようには流行はしないんです。きょうのニュースでは、愛知や静岡でインフルエンザのため学級閉鎖になった学校が出ていると報じられていました。
1月下旬からA型が流行り、A型が収束に向かう頃B型が出てくるというのがふつうの流行パターンなのですが、昨年度は3月にピークがずれ込んだり、A型B型が混在して流行したりなど、流行のパターンがだんだん変わってきているようです。毎年のことですが、予測はできないというのが専門家の意見です。さて、この季節はずれの流行が今年のトレンドを占うカギになるのかどうか、誰にもわからないのでしょうね。
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