8月20日の朝日新聞夕刊に、厚労省がはしかの予防接種を2回にする方針を出したと書かれています。朗報です。
小児科医は前から2回接種を要望していました。予防接種の項にも書いてありますが、はしかの大流行がなくなったため、実際のはしかの患者と接触する機会がない人が増えています。すると予防接種を受けていちど獲得した免疫能は高まらず、時間の経過とともに落ちていってしまい、かかるようになってしまうのです。小学生〜成人で接種したにもかかわらずかかってしまうのは、こういう理由からです。ちなみに、いちど獲得した免疫が患者と接触して高まる現象を『ブースター効果』と言います。
厚労省は現在開発中の風疹ワクチンとの混合ワクチン(MRワクチン)での接種を検討中とのことで、このワクチンの承認が得られれば、来年末からでも実施したいそうです。接種時期は小学校入学前か小学校高学年が考えられているとのことです。
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