基礎医学講座! これだけは知っておきたい!
目 次
こどもをとりまく状況
病気は経過をみないとわからない
「診断」の限界
医者の言う「のどが赤い」には御用心
鑑別診断
ウイルス感染と細菌感染
しっしん(湿疹)とほっしん(発疹)
血液検査でなにがわかるのか
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■しっしん(湿疹)とほっしん(発疹)
みなさんがよく混同している言葉の代表格です。「発疹」はからだにブツブツが出た状態をひとまとめにさす総称です。「湿疹」は独立した病名で、「発疹」のひとつです。「かぜ」にいろいろな病気が含まれるように、「発疹」もいろいろな病気を含んでいます。赤ちゃんにみられる突発性発疹や、はしか、風疹、みずぼうそうはすべてウイルスによる「発疹症」です。アトピー性皮膚炎や乳児湿疹は「湿疹」の仲間です。

 「しっしんが出た」と言ってみえた患者が、じつはみずぼうそうの「ほっしん」だったりすることがよくあります。受付の職員にも「しっしん」と言ってきた場合には「感染症」かどうかチェックするように指導していますが、「発疹」は人にうつる(感染する)可能性がありますので、みなさんもご注意遊ばせ。「湿疹」はうつりません。